C L A S S I F Y
       
スダジイ   
スケッチ  称名寺のシイ 伯耆のシイ  志多備神社のシイ
学名 Castanopsis var.sieboldii NAKAI
科属

ブナ科シイノキ属

分布

福島以南の暖地に分布。巨樹はなぜか海岸から程近いところにだけ見られる。

葉の説明はこちら

葉は厚く、光沢がある。下面が赤褐色になることもある。裏面はウグイス色。左は表面 右は裏面
開花期 5月〜6月

10月 実ははじめからに覆われている。大きさは他のどんぐりと比べるとやや小粒。炒って食べるとおいしい。

シイの実

樹皮は裂け目があり、なめらかなツブラジイと区別できる。材は建築、家具、シイタケ原木などに利用できる。シイの樹皮

コメント

我が家の裏庭にシイの木があって、観察するには最高である。実は拾って熊野に送っている。山村は杉の植林が多く、広葉樹は以外と少ないところが多い。種を植えても鹿や猿がすぐに引っこ抜いてしまうため、育てるのが難しい。「3,4年待ってくれ」と、食べ物が山に無くてやってくる、腹をすかした動物たちにいうのは酷であろう。

参考文献

『樹木』 保育社 岡本省吾著

『木の名の由来』 東書選書 深津正・小林義雄著

カエデ

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