C L A S S I F Y
       

アカガシ

アカマツ

スダジイ

カエデ

この国に生息する木の種類は多く、ここで紹介している木だけでも28種類になった。おどろくことに日本には1000にもおよぶ樹木があるという。

ひとというのはおもしろいもので、名前を知ってはじめてその存在を認識する。名前がわからない木は「ただの木」としてひとくくりにしてしまう。

日本は国土の約68%が森林に覆われていて、世界第2の森林国である。しかしその大半はスギやヒノキやカラマツの植林で、動物たちにとっては食べるものがなく、根が浅いため水が減り川が痩せてしまっている。だからそれらは『緑の砂漠』と呼ばれている。

そしてそれ以上に深刻なのは、わたしたちが森に関心を示さなくなってしまったことだ。古い日本の歴史の中で、これほど森から日本人が遠ざかってしまった時期もないだろう。

ここではスケッチした木を樹種別に区分している。気に入った木が見つかったら、その木の葉っぱや幹の色や形を調べてはいかがでしょうか。

           
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