ミズナラ
|
スケッチ |
 |
学名 |
Quercus mongolica FISCHER (Quercusはケルト語の美しい樹か) |
科属 |
ブナ科コナラ亜属
|
分布
|
樺太から九州の山地にまで分布する温帯の樹木 |
葉
葉の説明はこちら
|
葉にははっきりとした葉柄があり、変化に富む。秋になると明るい黄色から褐色に紅葉し美しい。  |
開花期 |
4〜5月 |
実 |
10月 ベレー帽をかぶったようなどんぐりがなる。シカ、リス、ネズミ、クマなどの貴重な食糧となる。 |
材 |
樹皮が厚く、山火事にも強い。コナラに比べて黒味があり、発芽も早い。材は硬く、淡褐色で磨くとつやが出る。家材、床材、樽などに使われる。
|
コメント |
高さ30mにも達する温帯の落葉高木。雌雄同株。典型的な陽樹で山火事の跡地などに生育する。ミズナラ林は明るく、ササの下生えを伴うことが多い。
|
参考文献 |
『樹木』 保育社 岡本省吾著
『木の名の由来』 東書選書 深津正・小林義雄著
|