アカガシ
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スケッチ |
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学名 |
Quecus acuta THUNB. |
科属 |
ブナ科コナラ属アカガシ亜属 (日本の暖帯には8種が確認されている)
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分布
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本州・四国・九州の暖帯に生える |
葉
葉の説明はこちら
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厚く大形でふか緑.
先端は長くとがり、柄もやや長い。はじめは軟毛を密生しているがやがて無毛となる。
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開花期 |
5月 |
実 |
10月が熟果期実は渋くアク抜きをしたものを食用とする。戦争時には食糧として各地で重宝されたという。 |
材 |
樹皮は黒っぽいが、他のカシ類に比べて赤みを帯びていいる。材としては優良で三味線の柄、漆器の木地、建築、シイタケの原木など用途は広い。
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コメント |
ブナ科の常緑高木。本州から九州まで分布している。アカガシの名は、材の赤から、または若い葉や枝に赤い毛が目立つことからついたといわれている。 どんぐりの木はブナ科の果実の総称で、どんぐりという名前の木はない。ベレー帽をかぶったコナラやゴージャスなマフラーをまとったカシワ、服をすっぽりとかぶったスダジイなど、いろいろな種類のどんぐりがあって集めてみるのも面白い。
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参考文献 |
『樹木』 保育社 岡本省吾著
『木の名の由来』 東書選書 深津正・小林義雄著
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