樹木名 小黒川のミズナラ
  こぐろがわのみずなら
樹種 ブナ科コナラ属
エリア 北陸・中部・東海エリア
地域 長野清内路j村
指定 国指定天然記念物
推定樹齢 300年
幹周

9,4m

樹高 33m

訪問日

1998年12月1日
滞在時間 44時間

渓流沿いの細い道をさかのぼっていくと、廃村の入り口にぽつりとたっている。ぞうきんを絞ったようにねじれた姿から、地元では『おおまき』と呼ばれている。

近くの沢に清水が二つながれていて、片方に「甘口」、もう一方には「渋口」とかかれた立て札があった。飲むとたしかに甘口のほうが口の中で丸い。夜、唐松の枝を集めて火を起こし、ウィスキーを二つの清水で割って飲み比べをした。ウィスキーは凍えた体によく染み込み、唐松はぱちぱちと火の粉を舞い上げて燃えた。

焚き火のにぎやかさが、心の慰みになった。

 

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