樹木名 函南原生林のアカガシ2
  かんなみげんせいりんのあかがし
樹種 ブナ科コナラ属
エリア 北陸・中部・東海エリア
地域 静岡県函南町
指定 なし
推定樹齢 500年
幹周

5,4m

樹高 15m

訪問日

1999年5月14日
滞在時間 72時間

朝4時半、薄明かりのなか、鳥たちがいっせいにさえずりはじめ、その声で目を覚ました。ハト、コルリ、ウグイスなど。ここは鳥たちの楽園だ。

鳥と森の関係は深い。鳥は海に流れた栄養を森に返し、森を広げるための種を運んでくれる。鳥は森の老木たちの言葉を語り継ぎ、森の意思を伝承しつづける使者たちだ。

渡り鳥をはじめとする鳥たちの減少は、森の衰退を意味している。森の衰退は海の衰退となり、海の恵みを受ける私達の衰退となる。全てはひとつにつながっていると知ることが、この問題に取り組む大切な哲学であると私は思う。

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