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カヌーで仲間川を上っていくと、両岸にマングローブ林が広がり、リュウキュウアカショウビンの姿があちらこちらで見えた。木の周りの湿地には、オキナワアナジャコの大きな塚がいくつも立っている。海水を吸い上げて育ち、大地をつくるマングローブ林。そこに生きるたくさんの命。「命のゆりかご」とよばれるこの豊かな森の奥にひときわ大きな木が腰を下ろしている。不安定な地面に根を張っているからだろうか、屏風のような板根が四方に伸びていた。板根とよばれるこの根は、昔舟(サバニ)の櫂(かい)として、地元の人が利用していたという。
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