20m
訪問日
竹やぶが老木を覆い隠すように茂っていました。空気は刺すように冷たく、動くけはいもありません。思わず背筋をぴんと伸ばしてしまうような張り詰めた緊張感があたり全体に広がるなか、武雄のクスは悠然とそびえていました。絵を描きはじめてしばらくすると朝陽がクスめがけて差し込み、全体が火柱のように赤く染まりました。
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