樹木名 引作のクス(阿田和のクス)
  ひきつくりのくす(あたわのくす)
樹種 クスノキ科クスノキ属
エリア 近畿エリア
地域 三重県御浜町
指定 県指定天然記念物
推定樹齢 1500年
幹周

14,4m

樹高 35m

訪問日

1999年8月9日
滞在時間 26時間

この木は明治44年、この付近に林立する七本のスギとともに伐採されそうになったが、南方熊楠が柳田国男に書簡を送り、このクスだけが伐採を免れたという経緯がある。そのころ廃仏毀釈により、全国の神社仏閣が姿を消し、巨樹も同じ運命をたどった。全てのものに命が宿るという日本人独特の考え方はこのときから薄れたのではないかと私は思っている。

 

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