樹木名 黄金水松
  こがねみずまつ
樹種 イチイ科イチイ属
エリア 北海道エリア
地域 北海道芦別市
指定 市指定天然記念物
推定樹齢

3000年

幹周

6,2m

樹高 18m

訪問日

1998年7月9日

滞在時間 24時間

「本当にここに泊まるの?」ここまで送ってくれたトラックのお兄さんが呆れ顔で聞いた。地元の人でもあまり訪れないような、人里はなれた静かな丘に水松はひっそりと立っていた。昔、アイヌはこの木を待ち合わせの目印にし、また神として崇めていたという。見上げると、この地がまだ神の手にあった時代に自分がタイムスリップするような錯覚に陥る。とっぷりと日が暮れるまで水松を眺めていた。

夜になるとぽつりぽつりと雨がテントを叩いた。翌朝、雨にぬれた水松はキラキラと輝き、生まれたばがりのような初々しさを見せていた。

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