この季節、私はそわそわしています。冬に植えたチューリップは、咲いてくれるだろうか？ジャガイモの芽は出るだろうか？ミミズたちは元気だろうか？キウイの枝は切りすぎていないだろうか？今日はどんな花が咲くだろう、どんな葉っぱが出てくるだろう？気が気ではありません。今朝も５時起きで、町内を散歩して回りました。

町内では、今週末に桜祭りがありますが、いつもなら満開のはずの桜はもう散ってしまいました。昨年同様に雨が少ないので、風呂の残り湯をせっせと庭に運んでいます。今年はエルニーニョ現象の影響で冷夏になるだろうとの予想も出ています。さて、どうなることか。

気象の変動はコマの軸のようなものなのかもしれません。極端に暑かったり寒かったり、雨が降ったりなかったり。植物たちはその微妙な変化を、花の咲く時期や葉の開く時期で教えてくれます。植物たちのメッセージは、子供たちにちゃんと届いているのでしょうか？

植物と話をする子供たちと、無性に話をしたくなるのもこの時期です。「センス・オブ・ワンダー」にあふれる若き芸術家たちは、やはり忙しい春を迎えているのでしょう。どんな発見があるのか、興味しんしんです。

たんぽぽだってアリさんだっていそがしい

　２００２年　４月　５日　ヒロ