庭にある杏の花が咲き乱れています。水仙も、ヒヤシンスも咲き始めました。
土を掘り返すと、小さな虫たちがとびまわっていますが、ミミズはまだちぢこまっています。
生き物たちが体いっぱいで春を喜んでいるようで、私はこの季節が好きです。
しかし、良いことばかりではありません。今年の関東は異常なほど暖かかった。世界規模での異常気象は気になることろです。植物にとっては冬の寒さも大変重要です。たとえばチューリップは0度前後の寒さを体験しないと発芽しにくいといわれています。不思議ですね。植物たちにとっては、冬さえもいとおしい季節なのでしょうか?
この地球には、ちょっと理解できないようなことがたくさんあるものです。
個人的には花粉症がひどく、熱が出たり頭痛がして薬を飲まずにはいられません。私の体も汚染されているのでしょう。私たちが,なにか大きな間違いを犯しているのだと、植物たちが教えてくれているような気がしてなりません。
春は、いろんな意味で私をとても敏感にさせてくれる季節です。
巨樹たちはどんな春を迎えるのでしょう。想像するだけでも心が和みます。みなさんのお住まいの近くにも大きな木はありますか?あったらどんな様子かぜひお知らせください。

ふきのとうが芽を出していました
2002年 3月 1日 ヒロ ヒラタ
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