5m
訪問日
大屋町を見守るようにして、町を一望できる山の中腹に静かに立っている。長旅の疲れからか、熱を出した。木のそばにテントを張って絵も描けず3日ほど寝込んでいた。その間木を訪れる人もなく、ふたりきりの対話となった。
「命には価値がある。多くの命のつながりの中に、私とあなたの出会いもある。いまある命を精一杯生きなさい」
木は静かに、やさしく私に話しかけてくれた。この木との出会いが、あらゆる物事への見方・考え方に大きな影響を与えてくれているような気がする。
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